[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年12月06日

「NPO法人平塚のら猫を減らす会」さまの活動レポート（2020年度）

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所：神奈川県平塚市および周辺市町村

ここ神奈川県は３月に緊急事態宣言が明けてからもまん延防止等重点措置区域として県内の多くの市町村が指定されています。
平塚市も６月１日から追加されましたが、しっかりとした対策を行いながら譲渡会はじめ街頭募金などの活動を続けています。

【地域猫活動・TNR活動】　TNR実績：６２匹
２０１８年より着手した現場には昨年は５月と１１月に一斉捕獲に入っており、その後も新しい猫が来れば都度TNRを行なっています。
今年も５月のゴールデンウィークに捕獲作業を行いました。

今までは不妊手術に絶対反対でご協力を得られなかったお宅でも、TNRを続ける事でついにご理解を得ることができました。
こちらに出入りしている猫たちも捕まえて手術をしました。
毎年続けて捕獲しているので匹数も減っています。
今年は７匹の猫（うち２匹は耳カットなし去勢済み）の不妊手術が済みました。

【テレビ取材がありました】
４月７日、BS TBS「ねこ自慢」という番組において私たちの活動がテレビ放送されました。
かながわSDGsパートナー団体として、地域に根付いたTNR活動や保護譲渡活動などをサンシャイン池崎さんが取材してくださいました。
このような機会をいただき大変光栄です。

【譲渡活動・譲渡会】　譲渡実績：３５匹
鹿児島県で活動する特定非営利活動法人あんじゅりあんと協力し、鹿児島県内で保護された猫たちを神奈川に連れ帰り譲渡のチャンスを広げています。
また、神奈川県動物愛護センターの引き出しボランティアをしている会員が引き出したセンターからの猫たちも譲渡会に参加し、続々と里親さんの元へ巣立っています。
これは毎月開催している譲渡会と、提携している譲渡型保護ねこカフェにじのはしさんの協力なくしては成り立ちません。
譲渡会は市内の複合施設にあるユアペティア平塚店様のスペースをお借りして開催しています。
会場は生体販売の目の前という場所ですが、おかげさまで毎月ほとんどの参加猫たちにお声がけをいただいています。

鹿児島の猫たちについては、不妊手術への認識が低く生まれた子猫は川に流される、母子共々保健所に持ち込まれる等、未だ進まぬ地方都市における動物福祉や殺処分という現実を周知、啓蒙していかなければならないと思っています。