フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:岩手県内
昨年からのコロナ禍で保護施設での譲渡会はもちろん、屋外での譲渡会も感染の危険を考えると行えず一家族少数を招き事前審査をした上で面談し譲渡を行っています。
保護施設はいま、東日本大震災時と同じ300匹の保護数で満杯状態です。
そんな中でも緊急性の有る課題として、最近特に増加し社会問題になっている、餌だけを与え屋外でどんどん増やしている飼い主、高齢者の猫の多頭崩壊は放置できず最寄りの保健所と社会福祉協議会などと連携してファミリーコロニーを崩さないように雌猫の避妊手術を優先に施し地域に戻すTNR、活動を、仔猫は保護して譲渡につなげる活動に力を入れています。
この期間は27匹TNRし、仔猫は32匹保護して譲渡に向けて保育中です。
保護した仔猫たちはほとんど乳飲み子です。
地域では無造作に餌をあげています。
何匹かは既に懐妊しています。
コロナ禍で動物を飼いきれない飼い主も増えてきています。
大型犬を2頭大事に飼ってきたものの、忙しい看護職で十分な運動もしてあげられないと悩んで会に託してくれた飼い主さん、コロナの医療現場で頑張っている方に少しでも手伝えるならと保護しました。コロナが原因で解雇されペット不可に引っ越しをせざる終えない方の高齢犬、最近の動物保護はコロナの影響そして高齢者の飼育困難が圧倒的に多くなってきました。
一頭ずつ朝晩の散歩をしますが、みんなボランティアさんに付き添ってもらいのんびり歩いています。
保護されたラブラドールとシェパード
のんびり散歩する高齢犬
<ご支援くださっているみなさまへ>
全国のみな様いつもご支援くださりありがとうございます。
岩手に拠点を置き、21年が経ちました。
東日本大震災などもご支援で乗り越えてまいりましたが、コロナ禍でどんな活動ができるのかまた、しなければならないのかを自問自答しながらご支援を力に地道に堅実に活動を続けたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
「動物いのちの会いわて」
https://inochiiwate.com/