フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 神奈川県内
エピソード1
<気難しい三郎に春が来ました!>
柴犬の三郎は、ご高齢の飼主さんが飼育困難になり協会で保護することになった子です。
とても甘えん坊で「撫でて!」「お散歩行こう!」と元気いっぱいの人気者でしたが、慣れない人には怒って唸る、他の犬には突然噛みつくなど気難しい一面があり、見学のご希望はあってもご縁に恵まれないまま2年が経過してしまいました。
三郎得意のハイタッチ!ちょっと顔が...
年齢も10歳を迎え、たくさん外で遊ばせてくれるご家族がいたら・・と思っていたところへちょうど三郎にぴったりのご家族からお問合せを頂きました!
三郎に会いにご家族で何度も足を運んでくださり、年齢や性格も十分に理解した上で譲渡を希望してくださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今では広いお庭で思う存分遊びまわり、お散歩中も元気よく走るなど、毎日生き生きと楽しんでいるそうです!
はい、撮りますよ~。三郎「遊び疲れた、お家に入ろうよ~」
出会うまで2年かかってしまいましたが、「かけがえのない存在」と大切にしてくださるご家族と出会えて良かったと感謝するばかりです。
エピソード2
<イリちゃん頑張っています!>
イリは2016年2月にケージに入れられ公園に置き去りの状態で保護されました。推定年齢5歳とまだ若く、とても人懐こい性格でしたが、両耳は真っ黒で額には膿瘍、軟便、腎不全、結石、猫エイズも患っていたため、協会の附属動物病院に入りびたりの状態でした。毎日の消毒や洗浄、点滴、内服、尿道カテーテルでの膀胱洗浄などの治療を受けても、とても我慢強く人を嫌うことはありません。治療中でもお尻を撫でるとしっぽをピンとあげてくれるのです。
診察台でも動じないイリ
2021年5月、結石が尿管に詰まり摘出手術を行うことになりました。あまり体調が良くなかったので心配でしたが手術は無事成功し、人が大好きなイリは、今ではスタッフの休憩室で毎日皆のお弁当をチェックしながら甘えています。
そして、猫嫌いだった性格がガラリと変わり穏やかになったことは嬉しい驚きでした。
休憩室で物色中
なかなか新しい家族に出会う機会は訪れませんが、イリのように病気を抱えた子達にも精一杯の治療が施せるのは、皆様からの温かいご寄付のおかげです。
本当に有難うございます、心から感謝しています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様からの温かいご支援に心から感謝しております。
当協会では若くて元気な子を保護することが少なく、譲渡までに時間がかかるケースが多いのですが、どの子にも新しい家族を見つけてあげられるよう頑張っています。
どうか動物たちをお見守り頂き、引き続きのご支援を宜しくお願い致します。
誠に有難うございます!
「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」
https://kspca.jp/