[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。
道ばた猫日記
2022年04月26日
美術館の猫スタッフたち
気持ちよさそうに、丘の上で、寝ている猫さんがいます。
パシャっというカメラの音にも、まったく気づかず、寝入っています。
寝入っていたのは、羅羅（ララ）ちゃん。ここは、千葉県匝瑳（そうさ）市の、田んぼに囲まれた小高い丘の上にある松山庭園美術館。
そう、何度もこのブログでご紹介している、猫好きにとってはたまらない美術館です。
現在、第19回目となる「猫ねこ展覧会」を開催中。
館主のコノキミクオ作品によく似合っていたのは、茶白の茶尾（チャオ）くん。
交通の便がいいとは決して言えない場所ですが、遠くから作品鑑賞や猫との触れ合いを楽しみに訪れる人がいっぱい。
広々とした敷地に、広々とした館内で、人懐っこいいろんな猫たち（みんな保護猫）に出会えます。
「見て見て！」と言わんばかりに、チャオくんが松の木から屋根に飛び移って歩いて見せてくれました。
サササッと、足元を通り過ぎて行ったのは、黒猫智尾（チビ）ちゃん。
つやつやの毛並みを持つ、黒ヒョウみたいなスレンダー美猫さんです。
あ、あそこで転がっているのは、若い猫たちの良き兄貴格、ケンジくんではないですか。
口を半開きにして、無防備すぎ！
今日は、初夏みたいにポカポカ陽気だものね。
猫スタッフさんたちは、庭で思い思いにおサボりのようです。
館内へ入ります。
今日の案内猫さんは、白猫ミーちゃん。
保護時はちょっと目がぐじゅぐじゅしていたヤンチャさんだったのに、人間大好きのおっとりさんに成長しました。
私は、今年も写真を2点出品しました。
「こもれび」は、この美術館で虎之介の弟として2週間を過ごし、もらわれてしあわせになった茶太郎。家族に連れられて美術館に遊びに来た時、一瞬、リードが抜けてしまって、ほんの数分、庭の茂みを探検したときの写真です。
「雨やどり」は、九州の取材先で出会った黒猫さん。
館主のコノキミクオさんの作品の遊び心は別格。ブリキの猫たちは、ここで暮らす猫たちの悠々さと重なります。
今年も、全国から、趣向を凝らし、熱い猫愛こめた作品がたくさん集まっています。
「タンノウした？」と、ミーちゃん。
はい、たっぷりと。ここは、半日かけてたっぷり楽しまなくちゃね。
見終えて庭に戻ると、マルくんこと紅丸くんが庭の真ん中に。
「こんなポーズも撮ってみたら」と、思い切り伸び切ったポーズをサービスしてくれました。
庭園内には、石彫やガンダ（廃物）作品など、コノキ作品が点在しています。
春のモミジも美しく、田植え前に水を張った田んぼ風景も道中楽しめます。
また、のんびりしに来てね～～と、出口では、ララちゃんのお兄ちゃん綺羅（キラ）くんが大あくびで見送ってくれました。
※猫ねこ展覧会2022
7月31日までの、金・土・日・祝日のみ開館（10:00～17:00 7月は～18:00）
匝瑳市松山630 松山庭園美術館
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを
『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。
『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。
『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化！
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フェリシモ「猫部」は、通販フェリシモで猫好きさんが集まるコミュニティーです。「猫部®」はフェリシモの登録商標です。
松山庭園美術館は、自然の中に、自由な素晴らしい作品が並んでいるから、ネコちゃん達もみな、自由な雰囲気そのままに生きている様子。学芸員のミーちゃんは大きな耳と大きな目で、お客さんの要望を何でも聞いて優しく案内してくれそう。佐竹さんの写真とコノキミクオさんのブリキの猫たちは必見か。
by Ｙ.M 2022-04-26 16:49
待ってました！ この季節になりましたね。
コロナ禍で三年目、感染防止に気を付けて訪ねてみようと思います。
海なし県在住ですので、外房で美味しいものを食べて、美術館のねこちゃん達と遊んで、房総を堪能するのが楽しみです。
佐竹さんの茶太郎くんと黒猫さんの写真もワクワクします。
絵心はないのですが、鉄道写真も趣味としているので、これでもアマチュア写真家の端くれかも。(笑)
最近はスマホが優れているので、さぬき姫の撮影は専らスマホばかり...
by ヤンヤン 2022-04-26 17:58
お天気の良さが、ネコさん達の伸び具合で分かります。猫とお日さまは、本当に似合いますね。
紅葉の緑も美しい! 茉莉子さんの写真、実際に見たいです! 興味津々のネコさんの眼差し、悶絶です。黒猫さんの横顔、尊いです。
by ちぃ 2022-04-26 20:53
松山庭園美術館ですね！！ずっと行きたいと思っている素敵な美術品と庭園と保護猫がたくさんの王国です(*^-^)ここの猫さんがまた美男美女揃いですよね～。コロナ禍で外食も遊びにも行かなかったのですが今年は行きたいなぁ。みんなのびのびしていていいですね！佐竹さんの「こもれび」の茶太郎くんの興味津々でキラキラした表情がたまりません！「雨やどり」の黒猫さんの「雨、やまにゃいかなぁ」みたいな見上げた姿も可愛い！松山庭園美術館に行ったらもうずーーっと居てしまいそうです。ほんとに素敵な庭園美術館ですね。
by とも 2022-04-27 07:08
知らなかった ブログしてないと思ったらこっちだったか
by amesyo 2022-04-27 11:50
>Y.Mさん
コノキ作品は別格として、300点近いどの作品も必見！
毎年、度肝を抜く斬新な作品もあって…今年もありました（笑）。なん十匹の猫団子！
by 道ばた猫 2022-04-28 03:45
＞ヤンヤンさん
私も、美術館に行くときは道の駅や直売所、おいしい店に寄るのが楽しみです。
海が意外と近いので、6月頃は浜夕顔がきれいですよ～。
by 道ばた猫 2022-04-28 03:49
＞ちぃさん
ありがとうございます。実写真を見ていただけたら、うれしいです！
とにかくいろんな作品があり、スタッフ猫探しも楽しめて、2時間3時間あっという間です（笑）。
by 道ばた猫 2022-04-28 03:52
＞ともさん
ここは行ったら、ずーっといなきゃ損です（笑）。
コロナ禍でなかったら、サロンは猫話で花盛りなんですが…。
by 道ばた猫 2022-04-28 03:54
＞amesyoさん
このブログのことでしたら、猫部発足と同時なので、もう12年近くになりました。
何百匹もの猫さんと知り合いました（笑）。
by 道ばた猫 2022-04-28 03:58
佐竹様
こんにちは。今年も『ねこねこ展』の案内葉書が届きましたので、先日のとある週末に美術館へ足を運びました。 毎年変わらぬ景色に、癒しと安心を頂きました。少～し道路が整備されたかな？ 位の変化はありましたが(笑)
美術館の護り猫たちは、みんなそれぞれの時間を楽しんでいた様です。受付のあの狭い窓で、半身乗り出して受付対応していたハチワレさん。まるで館長さまのようでした。
それと、フワフワな白と黒の２匹のチビッ子達が、チョロチョロと来館者に愛想を振り撒いていました！ ちょうどご飯タイムだったようで、ハグハグとモリモリ食べる姿がとても可愛らしかったです(=^ェ^=)
作品たちも思い思いの猫愛が溢れていて、どれも素敵なモノばかりでした。惹かれる作品が有ればと思っていましたが、佐竹様の作品は残念ながら販売対象とはなっておらず…(T-T)
居心地の良いあの空間と風景、ウェルカムな猫たちと作品たちに会いに、期間中もう１度行こうかなと思っています。
by ももきなこぴぃなつの飼い主 2022-06-12 10:32