[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

まりもちゃんは、利発そうな目と、丸っこいお顔や体つきがチャーミングな4歳の猫さんです。



この2月に、このおうちにやってきたばかり。
譲渡前の名は「ヤンヤン」でした。
そう、先週ご紹介した、チャコちゃんと一緒のおうちで暮らしていた子です。
高齢の飼い主が亡くなり、ゴミの山の中に取り残されていたのを、goens( ごえん）の譲渡会で、チャコちゃんに続き、おうちが決まりました！



昌彦パパと伸代ママのおうちです。
ふたりは、5年前に結婚なさった熟年カップル。猫を飼いたいと思っていた伸代さんが、ネットで、ヤンヤンちゃんに一目ぼれ。



これが、募集写真です。まだちょっと運命の変化に戸惑っているような表情ですね。
「確かに2匹が遺されていた部屋はゴミの山でしたけど、亡くなった飼い主さんはとても可愛がっていたのではないかな。チャコもヤンヤンも、とても人懐っこい子だったから」と、goens代表の今井さんは言います。チャコちゃんは購入したアメショーと判明しましたが、ヤンヤンちゃんは知り合いの方が保護した猫だったそうです。



じつは、パパは猫を飼うのに乗り気ではなかったそう。「いつか死んでしまう」ときを想ってのことでした。
でも、譲渡会で会ったヤンヤンちゃんは、写真よりずっと愛らしい猫さんで、ノックアウト。
迎えられたヤンヤンは、まりもという新しい名をもらい、「まりちゃん、まりちゃん」と、ふたりの寵愛を一身に浴びています。
はら、パパのこのうれしそうな顔！



ママだって。
パパは、定年後、デイサービスの送迎のアルバイトをしています。ママは、会社の管理職。。
ふたりとも、まりちゃんが来てから、速攻帰宅の毎日。



やってきて3日で、「まりちゃんのいない生活なんて考えられなくなった」というふたり。
「こんなに猫にメロメロになるなんて思わなかったね」と、顔を見あわせます。
まりちゃんを迎えたことで、いちばんの変化は、毎日笑顔でいられること。
パパは言います。
「妻は心配性なところがあるので、僕に対していろいろとうるさかった（笑）。管理職という仕事のストレスもあって、週末はハニワ顔だったのが、今は福福顔（笑）。毎日まりちゃんを真ん中にふたりで笑ってる。まりちゃんは、まさに福の神でした」



まりちゃんは、自分の役割をよくわかっているのか、ママがパパにお小言を言いだすと、間に入って「にゃあ、にゃああ（ママ、お小言やめて）」と鳴きます。ママは笑ってしまってお小言を言うのを忘れます。
ふたりで何か話しているときも、間に入ってきて、「にゃあ、にゃあ（何、楽しそうに話してんの、私も入れて）」と鳴きます。
何か困ったことは？と尋ねると、伸代さんはこう言いました。
「何もないんです。可愛すぎて困ってしまう」
朝4時過ぎに耳元で鳴いて、チョイチョイされて起こされるのは「困ったこと」には入らないようです。 「何をしてもカワイイ」「毎日カワイイ」んだそうです。
「今日は緊張顔だわ、いつもはもっと緩んでます」と、伸代さんが、取材後に写真を送ってくださいました。



なんて愛らしい寝顔！



外を眺めるまりちゃん。こんなかわいいつむじのショットは、飼い主さんならでは。



のびのび～～。



パパとのお昼寝タイム。



最後に大笑いが、この写真（動画の１カット）。
ママが阿波踊りを踊り始めたら、まりちゃんも一緒に踊り出したとか！
まりちゃん、これからも、パパとママに毎日笑顔をプレゼンして、みんなで楽しく長生きしようね～～。

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