フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:六甲アイランド
① 勤め先の敷地内で猫に餌をやっていたTさんから依頼があり、8月からキジ柄親子3匹の捕獲を始め10月に最後の一匹の子猫TNRをして元へもどした。
②同じ会社の敷地内で餌をやっていた黒猫の親子については、母猫は8月に捕獲してTさんが引き取り、子猫3匹を10月に捕獲してTさんの娘さんが引き取った。
③ いつも餌やり活動をしている地域の運送会社に、耳カットが無い新しい猫が出てきたので餌付けし、会社の人と協力して捕獲・手術をした。その会社では常時大型トラックが出入りしていて、その猫を元に戻すには危険と考え、ボランティアさんが保護して下さり、その方の知人宅へ里子に出した。10月30日でした。
④11月に、地域で行なわれている様々なボランティア活動を住民の親子に紹介する企画があり、私たちが活動している公園で、PAWSの成り立ち、地域猫活動の説明、公園に居る6匹の地域猫の紹介、クイズなどをして、若い世代にも知っていただく良いチャンスとなった。
⑤ 9月に同じ東灘区内で地域猫活動している友人から、仔猫を捕獲するので手伝って欲しいと依頼が有り、2~3ヶ月のシマ三毛の仔猫を捕獲・不妊手術を終えた時、獣医さんから「3ヶ月位だけど痩せ気味」と告げられ、この仔猫がいる環境を友人に聞いた所、気の強い雄猫が縄張りを支配して、仔猫はなかなか餌を食べていない様子との事で、この仔猫を我が家で保護し、里親を捜す事になりました。11月の譲渡会ではご縁に恵まれず、でしたがその後のネット掲載で里親を希望する方に出会えて、只今、里子のお試し期間中です。(2021年12月時点)
<ご支援くださっているみなさまへ>
この報告書にも書きました様に、この1年間は企業内の野良猫問題に多く関わりました。
本来なら動物が生きていけそうもない場所にも野良猫が居て、餌をやる人が居ることにショックを受けました。猫は繫殖力が強く、不妊手術しないで餌をやり続けると、どうなるか?との想像力も無く餌やりをする方がいますが、では「餌やり禁止」を言っても、野良猫問題の解決にはなりません。どうすれば野良猫の不妊手術が出来るか、を行政に相談しましょう。
それぞれの地域には必ず、私たちの様な地域猫活動団体、もしくは個人で活動する方が居て行政はその状況を把握している筈です。
不妊手術をすれば、必ず野良猫の数は減少します。
この地域猫活動を続けられるのは、皆様からのご支援が有るからで、心から感謝しています。
「地域猫の会P.A.W.S.」
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