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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2022年10月03日

「ちばわん」さまの活動レポート(2021年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:首都圏(主に千葉県)を中心に全国各所

実施期間(2022年4月~2022年6月)中、定例のNPO法人犬猫みなしご救援隊さんとの協働TNR活動は、鹿児島県志布志市および曽於郡大隅町、秋田県秋田市、東京都三宅島、山口県光市にて猫247頭、ちばわん単体でのねこのTNR活動としては、東京都葛飾区、千葉県市原市、市川市にて、8日間にわたり、計16頭の不妊化手術を実施いたしました。

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写真は2022年6月11日千葉県市原市にて行ったTNRの猫達

ちばわん『ねこ親会』(譲渡会)は、コロナ渦ではあれど、千葉県流山市の会場にて月1回の定期開催が叶い、『いぬ親会』においても篠崎、流山、八王子にて3ヵ月間に計4回実施されました。

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写真は2022年5月21日 に開催された、流山ねこ親会の参加猫達。

緊張したり、まったりしたり、シャーシャー言ってみたり。みんなそれぞれ個性を発揮していました!

期間中、14頭の保護猫達にご縁を繋ぐことが出来ました。

印象的なエピソードとしましては、千葉県某所の多頭飼育現場における小型犬のレスキューです。
3月初旬、千葉県動物愛護センター本所に収容された199頭の小型犬達。

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いくつかの団体が手分けして引き出しを実施したお陰で無事全頭救出となり、ちばわんでも33頭の引き出しを行いました。
1頭も処分されることなく引受先が決まったことは、不幸中の幸いとしか言いようがありません。
しかしながら、過剰な頭数を飼育することの危険さを改めて痛感する出来事でした。

一時預かりボランティア宅へ移動した犬達は、トリミングや必要な医療処置を受け、人馴れ修行を経て、4月より徐々にいぬ親様募集を開始致しました。
預かり当初は、長年シャンプーやトリミングなど、必要なケアをされていなかったため皮膚の状態が悪い子、しつけも散歩もされておらず生きてきたため、知らない犬との関わり方がわからず攻撃してしまう子、リードに引かれることにパニックを起こす子もおりましたが、どの子も家庭犬としての幸せを掴めるように、預かりボランティア達は日々愛情を注ぎ、ケアを行って参りました。

昨今、犬猫の多頭飼育問題は後を絶ちません。
今後もちばわんでは、「不妊・去勢手術こそが、動物愛護の第一歩である」という方針に則り、積極的に多頭飼育問題にも取組みたいと考えております。


<ご支援くださっているみなさまへ>
我々ちばわんは今年2022年、設立20年を迎えました。
ちばわん設立のきっかけは、千葉の多頭飼育現場への介入でした。
当時のメンバーはわずか3人で、活動には沢山の障害がありましたが、多くの方に後方で支えていただきました。
あれから20年、ちばわんは大きなグループへと成長を遂げ、近年では首都圏を中心に全国規模での動物愛護活動もできるようになりました。

年々、我々の活動の中心となる千葉県の殺処分数は減っていますが、それでも処分される犬猫は存在します。全国的に見ても、まだ数多くの犬猫が殺処分されています。
問題となっている飼育現場も、悪質な繁殖場もまだまだ数多く存在しています。

犬猫の置かれている状況を改善していくためには、引き続き皆さんの力が必要です。
殺処分ゼロの達成を目指し、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。



「ちばわん」
http://chibawan.net/
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