[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。
道ばた猫日記
2022年10月18日
3年間で、猫3匹に犬1匹
当ブログでたびたびご紹介している猫助けチームの一員るいさんのもとに通う、看護師やホームヘルパーの皆さんは、全員猫好きの猫飼い。
ホームヘルパーとしてるいさんをフォローするOさんも、3匹の猫飼いです。
お宅を訪ねてみると......。
おお、きれいな三毛猫さん。
「大福」というおいしそうな名前の、推定7歳の保護猫さんです。
「あのね、取材は私が代表して引き受けるから。他の2匹はビビリなの」
チャトラのマロンちゃんは、３歳の女の子。椅子の下に隠れています。
黒猫の「お白」くんは、マロンちゃんと兄妹の男の子。
そして、O家にはワンちゃんも。
やさしそうなお父さんのそばにいるのは、どんぐりちゃん。
みんな、この3年間にO家にやってきました！
ホームヘルパーをしている、O家のお母さんは、実家で何匹も猫を飼っていましたが、お父さんは結婚するまで、動物と暮らしたことがなく、こんなことを。
「妻の実家は、人間よりずっと猫の数が多かった！ 衝撃でした（笑）」
娘さん2人を育て上げたO家の猫の始まりは、1匹の三毛猫が家の周りをうろうろし出したことから。
瘦せていて、人になついていません。3年前の冬の寒い時期で、ご飯を上げ、段ボールハウスも作ってやり、るいさんに相談しました。
るいさんの答えは「家に入れてやったら？」
玄関の中でご飯を食べるのに少しずつ慣れさせて、ドアを閉める方法をアドバイスしてくれました。
作戦成功！手術のために獣医さんに連れて行ったら、すでに手術済み。引っ越しかなんかで置いて行かれた猫のようでした。
それが、O家の猫第一号の大福ちゃんです。今は、すっかり貫禄ある姐さんになりました。
その次にやってきたのが、マロンちゃん。
るいさんチームが、近隣の町で保護されたノラ母さんから生まれた子猫4匹を預かっていて、2匹はもらわれていき、残る2匹のうちのチャトラの女の子をもらうことにしたのです。
愛らしいマロンちゃん。
ところが、マロンちゃんをもらって帰ったその夜、残されて一人ぼっちになった黒猫の男の子が、寂しくて泣き続けているといいます。
それを聞いたO家は、黒猫くんもすぐに迎えました。
それが、お白くん。
兄妹は、再び一緒になって、仲良く育ちました。
はじめのうちは、シャア―！と威嚇していた大福ちゃんも、すぐに新入りたちを受け入れます。
それにしても、フトコロの大きいOさん一家！
さらには、昨年11月、ブリーダー放棄のパグ犬どんぐりちゃんを保護団体から迎えました。
兄妹仲のいいのは相変わらず。
お白くんは、大福姉さんのことが好きすぎて、くっついてはウザがられているのだとか。
でも、寒い時には、こんな猫団子風景も。猫飼いの至福ですね～。
3匹の猫たちは、お母さんのお仕事の疲れもとってくれる存在。お風呂上りにくつろいでいると、1匹がすぐさま「お尻トントン」をねだりにきます。それを見た他の2匹もやってきて、誰かがはじかれる平和な日常。
「そうそう、こんなこともあありました。床の上に置いていた紙袋にマロンが入って、持ち手にウエストがハマって大パニックに。いろんなものにぶつかりながら猛ダッシュで走り回るのを見たお白くんが、ビビって総毛立ち、おしっこを漏らしてしまいました。以後、我が家では、紙袋は絶対に置かないことに（笑）」と、お母さん。
猫の可愛さも、おもしろさも、るいさん宅訪問時の猫話で盛り上がります。
さて、結婚当初、猫の数の多さに衝撃を受けていたお父さん、現在の犬猫合わせて4匹の暮らしはどうですか？
「多いとかどうとか、まるで思いません。もう、身内ですからね」
そう答えたお父さんの笑顔が印象的でした。
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを
『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。
『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。
『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化！
ホームヘルパーとしてるいさんをフォローするOさんも、3匹の猫飼いです。
お宅を訪ねてみると......。
おお、きれいな三毛猫さん。
「大福」というおいしそうな名前の、推定7歳の保護猫さんです。
「あのね、取材は私が代表して引き受けるから。他の2匹はビビリなの」
チャトラのマロンちゃんは、３歳の女の子。椅子の下に隠れています。
黒猫の「お白」くんは、マロンちゃんと兄妹の男の子。
そして、O家にはワンちゃんも。
やさしそうなお父さんのそばにいるのは、どんぐりちゃん。
みんな、この3年間にO家にやってきました！
ホームヘルパーをしている、O家のお母さんは、実家で何匹も猫を飼っていましたが、お父さんは結婚するまで、動物と暮らしたことがなく、こんなことを。
「妻の実家は、人間よりずっと猫の数が多かった！ 衝撃でした（笑）」
娘さん2人を育て上げたO家の猫の始まりは、1匹の三毛猫が家の周りをうろうろし出したことから。
瘦せていて、人になついていません。3年前の冬の寒い時期で、ご飯を上げ、段ボールハウスも作ってやり、るいさんに相談しました。
るいさんの答えは「家に入れてやったら？」
玄関の中でご飯を食べるのに少しずつ慣れさせて、ドアを閉める方法をアドバイスしてくれました。
作戦成功！手術のために獣医さんに連れて行ったら、すでに手術済み。引っ越しかなんかで置いて行かれた猫のようでした。
それが、O家の猫第一号の大福ちゃんです。今は、すっかり貫禄ある姐さんになりました。
その次にやってきたのが、マロンちゃん。
るいさんチームが、近隣の町で保護されたノラ母さんから生まれた子猫4匹を預かっていて、2匹はもらわれていき、残る2匹のうちのチャトラの女の子をもらうことにしたのです。
愛らしいマロンちゃん。
ところが、マロンちゃんをもらって帰ったその夜、残されて一人ぼっちになった黒猫の男の子が、寂しくて泣き続けているといいます。
それを聞いたO家は、黒猫くんもすぐに迎えました。
それが、お白くん。
兄妹は、再び一緒になって、仲良く育ちました。
はじめのうちは、シャア―！と威嚇していた大福ちゃんも、すぐに新入りたちを受け入れます。
それにしても、フトコロの大きいOさん一家！
さらには、昨年11月、ブリーダー放棄のパグ犬どんぐりちゃんを保護団体から迎えました。
兄妹仲のいいのは相変わらず。
お白くんは、大福姉さんのことが好きすぎて、くっついてはウザがられているのだとか。
でも、寒い時には、こんな猫団子風景も。猫飼いの至福ですね～。
3匹の猫たちは、お母さんのお仕事の疲れもとってくれる存在。お風呂上りにくつろいでいると、1匹がすぐさま「お尻トントン」をねだりにきます。それを見た他の2匹もやってきて、誰かがはじかれる平和な日常。
「そうそう、こんなこともあありました。床の上に置いていた紙袋にマロンが入って、持ち手にウエストがハマって大パニックに。いろんなものにぶつかりながら猛ダッシュで走り回るのを見たお白くんが、ビビって総毛立ち、おしっこを漏らしてしまいました。以後、我が家では、紙袋は絶対に置かないことに（笑）」と、お母さん。
猫の可愛さも、おもしろさも、るいさん宅訪問時の猫話で盛り上がります。
さて、結婚当初、猫の数の多さに衝撃を受けていたお父さん、現在の犬猫合わせて4匹の暮らしはどうですか？
「多いとかどうとか、まるで思いません。もう、身内ですからね」
そう答えたお父さんの笑顔が印象的でした。
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを
『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。
『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。
『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
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フェリシモ「猫部」は、通販フェリシモで猫好きさんが集まるコミュニティーです。「猫部®」はフェリシモの登録商標です。
大福ちゃん、マロンちゃん、お白ちゃん、
ドングリちゃん、みんな なんて穏やかな
かわいいお顔♥
優しいお父さんとお母さん、お白ちゃんたちのイタズラやてんやわんやの事件？の毎日を、のんびり楽しんでいるようてす。
だって猫ですから〜とユーモラスに語ってくれます。猫たちとドングリちゃんたちとお互いにしあわせなひとときを過ごしていますね。
日常のあれこれを聞く度に、わたしもしあわせな気持ちになります。
by ruineko 2022-10-18 18:22
お白くん、マロンちゃん可愛らしい兄妹、それを受け入れた三毛の大福ちゃん、素晴らしい環境ですね。
パグ犬どんぐりちゃんまでお迎えとは何とも羨ましい四兄妹。
保護猫、保護犬のお迎えが当たり前になってほしいと思います。
我が家の元保護猫さぬきもちょっとツンデレな甘えん坊だけど、かけがえのない家族の一員です。
by ヤンヤン 2022-10-18 19:51
個性的で、美味しそうで、可愛らしいお名前の猫さん&犬さんですね。猫さん達と犬さんは仲が良いのかな？
これからも皆で楽しく暮らして欲しいですね。
by シーマン 2022-10-18 19:56
迷い猫や保護猫を家に迎える方々は、動物が好きなのか心が優しいからなのか、いずれにしてもこのような猫団子や家の中を走り回る姿を見ていると、気持ちが安らぐことは間違いない。大福ちゃんとマロンちゃんの名前の由来は分かるけど、黒猫なのになぜお白くんなのか、小さいときは白い毛も混ざっていたのかな❓しっかり者顔の大福ちゃんのもとで、ワンニャン皆元気に楽しく暮らしてゆけますように。
by Ｙ.M 2022-10-18 20:41
猫さんたち、ワンちゃんと仲良く暮らしてるんですね。うちは、一時期
犬一匹と猫二匹でした。犬が吠え立てて、結局仲良くなれませんでした。
きょうだい猫さん、いいですね～ピッタリひっついて、幸せそう!こんな姿を見せて頂き、ありがとうございます。
by ちぃ 2022-10-18 21:03
マロンちゃんとお白くんの他の兄妹は、現在別府で母猫と一緒に元気に暮しています。
マロンちゃんがOさんの家の子になった後、るいさんチームの友人が会いに来てくれて、すぐその日にホームセンターに行って、キャリーバッグなど必要な物を買って、2匹を引き取りました。
その後、ご縁があって母猫も引き取り、一挙に3匹のネコ持ちになりました。
そしてその後、友人は3匹を連れて別府に転居しました。
親子共々、幸せになって良かったです。
by チセママ 2022-10-19 00:25
大福ちゃんが
取材を一気に引き受けてくれて、なんと頼もしいのでしょう♡
マロンちゃん
お白ちゃん
どんぐりちゃん
みんな幸せいっぱいの様子が伝わってきました♡
しかも
猫団子してくれるなんて羨ましい限りです…(*ΦωΦ)
5匹いる我が家では
猫団子は夢の夢ですので（ ߹꒳߹ ）
いつも
佐竹さんの文章に感動をもらっております。
毎週楽しみにしております((o(｡>ω<｡)o))
by 銀次 2022-10-19 11:39
私の記憶が曖昧で、修正します。
最初に別府に行った2匹がもらわれて、マロンちゃんとお白君が残りました。
その後マロンちゃんがOさんの子になって、一人ぼっちになったお白君が寂しくて泣いたので、Oさんがすぐに迎えに来てくれたのでした。
by チセママ 2022-10-19 11:46
＞16ニャンズさん
うちも最時猫9匹に犬1匹いましたが、3も4も5も6も変わらないという感じでしたね（笑）。元気で、いざという時のフォローがあることが大切ですが。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:30
＞ruinekoさん
「だって猫ですから～」…ああ、いい言葉ですね！
まさに、そこに、猫の面白さ愛おしさが集約されていると思います。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:32
＞ヤンヤンさん
こうやって、どんどん身近な人を猫好きにしてしまい、みんなをいい笑顔にしてくれる感染なら、大歓迎ですね！
by 道ばた猫 2022-10-19 14:36
＞シーマンさん
パグのどんぐりちゃんは、猫には無関心だそうです。ねこさんの方は、どんぐりちゃんが前を通るときにチョイと手を出してからかう。まあ、いい関係のうちではないでしょうか（笑）。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:39
＞Y.Mさん
黒猫お白ちゃんは、どこかに一部白い毛があったそうで…。こんなユニークな名になりました。
猫団子は、猫飼い至福の風景ですよね～。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:43
＞ちぃさん
大型犬や雑種、柴犬、パグなどの犬種は猫が好きと聞きましたが…こればかりは相性ですから仲良くなれなくても仕方ないですね。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:46
＞チセさん
マロンお白兄弟のお母さんと、ほかの兄弟のその後をお知らせいただき、ありがとうございます。
全員幸せに暮らしているということ…保護にかかわった皆さんに心から感謝。
by 道ばた猫 2022-10-19 14:49
なんて可愛い３匹の猫さんたちなんでしょう！お尻とんとんされてご満悦のきれいなお顔の三毛さんに大福という名前がまたなんだか可愛いですし、マロンちゃん、小さい頃も今もなんて愛らしいのでしょう～！とびきりの可愛さの黒猫さんがお白くんとはまたいいですね♪どんぐりくんちゃんもまたいい味だしていますね。幸せいっぱいを写真から感じました(^^)
by とも 2022-10-20 19:29
いろいろあり、私も少し関わったあの子達のその後が知れてよかったです。みんな幸せでなによりです（嬉）
by マム 2022-10-20 19:53
>銀次さん
5匹の猫さん、きっと猫団子しなくてもぬくぬくの場所確保なんでしょうね。
あたたかな応援ありがとうございます！励みになります。
by 道ばた猫 2022-10-21 09:34