フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:愛媛県松山市近郊
2021年10月に愛媛県の動物愛護団体7団体が集まった大きな譲渡会が開催されました。
2020年度の愛媛県の猫の殺処分数が日本一となってしまった事で有志の方々が色んな企業に働きかけて遊技場駐車場や大型スーパー駐車場で犬猫の譲渡会をさせて頂く事となりました。
地元の不名誉な出来事を地元の企業の協力や市民の力で払拭したいという思いで沢山の協力を賜りました。
とても盛況で沢山の犬猫に希望の声があがって大変嬉しい出来事でした。
そのなかでうちの「ねずこ」ちゃんにお声がかかりトライアルに入ることになりました。
「ねずこ」ちゃんは近所の高齢者の方が餌をあげて増やしてしまった野良猫の子供で捕獲して不妊手術を施し元の場所に戻すTNR予定だったのですが、とても人懐こく抱っこが大好きな甘えん坊な猫で人間のことがコレだけ好きなら野良猫に戻すより新しい住処を探そうと保護した子です。
その為耳がさくらカットになってます。
無事トライアルも終わり正式譲渡となりましたが先住猫さん4歳くらいと慣れるのはまだまだこれからで1年くらいの課題となりそうです。
先住猫さんにはご迷惑おかけしますが程々の距離感でいいので上手くいったらいいなあです(笑
先住猫さんがいる場合、賭けとなる部分が大きいのでながーい目でお付き合いくださると助かります。
ままならなさを楽しむゆとりがないと生き物を飼育するのは難しいことです。
コロナ禍で猫のお問い合わせを最近よくいただけるようになったのですが...
猫のご希望条件に「大人しい子、優しい子、トイレの失敗が少ない子」と条件を沢山伺いますが生育環境によって気質も変わったり行動様式も変わります。変化しない生き物は居ません。
心がある生き物と言う事を絶対忘れないで欲しいと思っております。
<ご支援くださっているみなさまへ>
沢山のご支援をいつも有難う御座います。応援して下さる皆様のおかげで今年で12年目となります。
もう猫3匹のキャリーを運ぶ体力も随分衰えてきましたが(笑) あと少しだけ頑張ろうと思います。
後継の団体さんや若い方も随分増えてきたので次は啓蒙や行政への働きかけに力を入れていきたいです。宜しくお願いいたします。
「地域猫啓発団体ねこ☆にゃらーず」
https://neko.localinfo.jp (猫カフェホームページ)
http://blog.goo.ne.jp/neko-nyarazu(ブログ)