ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年03月27日

「NPO法人キャットネットかまくら」さまの活動レポート(2021年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:鎌倉市内 逗子市、羽山町、横浜市、藤沢市

エピソード1
この案件は本年3月初旬からの継続でしているもので、3月中に外猫の父母猫TNRと月齢6の猫3頭を保護している所へ、追加の保護依頼があった案件です。

2022年4月3日に逗子市内在住者の方からの4頭の幼児猫保護依頼がありました。
この依頼者Mさんの高齢姉が同市内で独居していて、若い頃から猫の世話をして来たそうですが、最近体調を崩した為、Mさんが施設入居を手配中に、猫が出入り自由な姉の家で子猫を出産したことが判明したそうです。

4月3日にMさんの姉宅を訪ねて仔猫を捜索した所、押入れの中から3週齢位の幼児猫4頭を発見できました。

この幼児猫達は強運の持ち主で、初期診察を受けた獣医さんの知人と病院スタッフの友人がそれぞれ1頭のオス猫を引き取り、残り2頭のメス猫も1週間と経たずに里親さんが決まりました。

また、3月に保護した3頭の子猫たちも、6月中旬に2頭の譲渡が決まりました。

CNK2020-1.jpg

CNK2022-2.jpg

CNK2202-3.jpg

CNK2202-4.jpg

エピソード2
次も逗子市内での4月の案件で,毎年恒例となったTNR支援のご紹介です。
鎌倉市から逗子市に至る山越え部に大きな住宅地があり、そこに至る樹木の多い斜面の下には鎌倉、逗子の旧市街地があります。
依頼者Iさん宅は住宅地の縁にあり、しかも逗子旧市街地から高台の住宅地に至る猫達の通り道の到達点にあります。

この依頼者が何もせずとも猫達が住宅地に向かって行く事に変わりはないのですが、この依頼者は猫に関心があり、状況を私達と話し合った以降はTNRの理解者となってもらいました。
問題があるとすれば隣近所から、猫が道を歩いている事が問題だと言う保健所経由の苦情情報がIさんに入る事です。私達もTNR支援者として鎌倉保健所とも話し合いを行っています。
今年4月は総数12頭のTNRを行いました。

エピソード3
6月28日から1週間、私達NPOの活動パネル展示がJR鎌倉駅地下通路にある展示施設で始まりました。鎌倉市環境保全課(動物担当部署)の展示期間枠の中で、私達市民活動団体が活動の紹介が出来る機会を提供されています。

今回の展示テーマは世界動物保護指標APIの紹介です。
world animalprotection.org (世界動物保護協会)が作成した、各国の動物に関わる法律を分析して国家としての動物保護レベルの報告なので、日本の動物への関わり方の立ち位置が示されている興味深い報告の為、簡略化した表現で発表しました。

この世界動物保護指標APIを既にご存じの方も多いと思いますがhttps://api.worldanimalprotection.org で日本語での閲覧も出来るため、展示パネルを見ていただけた人達が直接アクセス出来ればとパネル展示しました。
動物愛護や動物福祉、動物保護という言葉の意味を理解するにも良い機会となると思います。

CNK2022-5.jpg


<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援をありがとうございます。
皆様のご厚意により私達猫・動物保護団体の活動が大きく勇気づけられています。
皆様に感謝し、更に活動に邁進いたしますのでご支援よろしくお願い致します。



「NPO法人キャットネットかまくら」
http://www.catnet-kamakura.jp/
  • ツイート
  • いいね!