フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:熊本県、YouTube、インスタグラム他
アートで保護猫応援「Place where you meet cats 〜猫と出会う場所〜 熊本巡回展」を開催しました!
ジョートフルは保護団体ではありません。毎月の譲渡会開催をはじめ、譲渡をFULL(いっぱい!)にするための活動をするボランティアプロジェクトです。
こだわっているのは、「誰でも歓迎」そして「楽しい」ということ。
動物を迎えたい人はもちろん、今は飼えなかったり、まだ興味がなかったり、すでに飼っている人でも、どなたでも大歓迎。
いつか動物を迎えようと考えたとき、楽しい思い出と共にジョートフルのことを思い出して、保護動物を選択肢のひとつとして考えてくれれば大成功だからです。
この6月は、保護団体ではないジョートフルだからこそできること、ジョートフルらしいことに挑戦。
日本全国の猫好きクリエイターによる、アートや雑貨で保護動物を支援するイベント「Place where you meet cats 〜猫と出会う場所〜」初の巡回展を、大規模商業施設サクラマチクマモトにて開催しました!
売上利益は、熊本県内で活動する動物保護団体各社およびジョートフルの譲渡会運営費への寄付になる企画です。
一昨年の大譲渡会をのぞけば、ジョートフル史上最大規模のイベント。500点以上の作品や雑貨が並びます。しかも、本格的なアートという、未知の領域......。
設営から撤収までドキドキの日々でしたが、参加作家のみなさん・保護団体さんたち・スタッフ一同ちからを合わせ、大盛況に終わりました。
原画展「marini*monteany(マリーニ*モンティーニ)の猫展」、「アーティストたちのまねき猫展」、アートワークショップ、雑貨販売など。
動物保護団体さんによるチャリティワゴン販売も実施。
「保護動物と新しいご家族の良いご縁を招くように」という願いを込めて、様々な分野のアーティストらが創作した1点ものの個性ゆたかなまねき猫作品をズラリと並べて展示販売。
東京からは人気アーティストのmarini*monteany野田智裕さんが初来熊!
保護猫ライブドローイングやワークショップを開催してくださいました。
保護団体「犬ねこみらいサポート」と「レスキューさくら会」の保護猫たちをモデルにライブドローイング!いわば新しい譲渡会の形のひとつです。インスタライブでも配信。至近距離でプロのアーティストが描いていく様子を見られる上に、猫たちがみな可愛くて個性ゆたかで、大盛り上がりでした。
印象的だったのは、ワークショップやお買い物時のおしゃべりを通して、お客様同士や保護団体さんとお客様が連絡先を交換したり仲良くお話したり相談したりしている姿。
「お散歩やドッグランで犬友はできるけど、猫友はなかなかできないから相談相手ができて嬉しい」「動物愛護はとっつきにくくて敬遠していたが、保護団体の人たちはすごく楽しくて優しかった。次は保護猫を迎えたい」といった声が聞かれました。
まねき猫ドローイング、点描、パステル、猫ブローチづくりなど、アートと猫をテーマにしたユニークなワークショップも多数実施。本格的な抹茶と猫型菓子のサービスも大人気。すべて寄付付き。
じっくり作品を観ていたあるお客さまは帰り際、「作品を観ていると、作家それぞれの猫愛が伝わってきて、涙がでてきた。見送ってきた猫たちの姿を思いだした。もうそろそろ60歳だし独り暮らしだから飼えないので、猫を見るのすらすこし辛かったけれど、自分でもできる活動があると知れて、勇気と希望がでてきた。まずは譲渡会イベントに遊びに行ってみたい」と涙ながらに声をかけてくださいました。
私たちがいくら「誰でも歓迎」とうたっていても、譲渡会に行くにはいろいろな理由でハードルがあるのだと思います。
でも今回、アートの力、今まで譲渡会や動物愛護活動を敬遠していた方にもアプローチできたことに、アーティストの皆さんに心から感謝です。
ほんとうに、お客様みなさん、犬猫愛あふれる優しくて素敵な方ばかりでした。レジや包装に慣れなくてオタオタしたり、お釣りを間違えたりしましたが(ごめんなさい・・・お心当たりのお客さま、お申し出ください!)、皆様あたたかく応援してくださいました。
譲渡会以外の場で、大勢のお客様とおしゃべりできたのも、とても良い経験となりました。
「動物たちのことを手伝いたいと思っていたけど時間はなくて、お買い物で支援できるのは嬉しい」「アートが好きで来たが、今回初めて譲渡会や保護団体やジョートフルのことを知った。ボランティアもしてみたい」という嬉しい声もたくさん!
TVのニュース番組、新聞など、多数のメディアにもとりあげていただきました。
展示作品と同じくらい人だかりができていたのが、譲渡対象の動物たちの紹介ポスターやパネル。
その場で直接の譲渡申込受付にはなりませんが、きっと新しいたくさんのご縁のきっかけになっていると感じました。
その証拠に、会期終了後に某保護団体さんの譲渡会に遊びに行ったら、「サクラマチでお会いしましたね!」とお客様から声をかけられてびっくり。イベントきっかけで保護猫に目を向けてくださり、さっそく譲渡会に来てくださったとのこと。
そして、熱心に保護団体さんの話を聞いて、真剣な表情で譲渡面談申込書を書いていらっしゃる姿に、「大変だったけど挑戦して良かったな!」としみじみしました。
アートを楽しみながら、保護動物のこと・動物保護団体さんたちのことを知ってもらえる機会になったのはもちろん、動物とアートを通じたコミュニティづくりのきっかけの場にもなった、と手応えを感じています。
今後も、譲渡会はもちろん、ジョートフルならではのユニークで楽しいさまざまなスタイルで、譲渡FULLに向けて楽しくがんばります♪
<ご支援くださっているみなさまへ>
ジョートフルへのあたたかいご支援、本当にありがとうございます。
主催する譲渡会はこの7月で50回目。共催や協力を含めると数えきれないほどの数となりました。
継続できているのは、みなさまの応援あってこそです。
これからも、保護団体ではない私たちだからこそできる、「楽しくて、誰でも歓迎」の譲渡促進にさまざまな形で挑戦してまいります。
どうか今後もお力をお貸しください。
そしてぜひ、ジョートフルの楽しい譲渡会や、店舗「ジョートフルーム」に遊びにいらしてください♪
これからも幸せな動物たちと幸せなニンゲンをもっともっと増やしていきます!
「ジョートフル熊本プロジェクト」
https://www.jyoutofull.org/