フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:神奈川県
<ちょこ:ヨークシャーテリア 17歳 男の子>
飼主がご両親の介護と同時に犬が介護状態となり保護依頼を出されました。1ヶ月ほど前までは歩けていたそうですが、施設に来た時には寝たきりで介護が必要な状態でした。何か要求があると、眼をうるうるさせて訴えてくるので、少しでも人と一緒にいる時間を長くするために夜はスタッフが自宅に連れて帰っていました。
高齢の動物でもご希望があれば譲渡に結び付けて行きたいのですが、夜鳴きのある寝たきり状態の子を受入れてくださる方はまずありません。
しかし、毎朝ちょこをダッコ紐で連れてくるスタッフを見ていた老犬介護の経験のあるボランティアさんが、トライアルを申し出てくれました。
施設ではなく家庭で、穏やかに最期の時まで暮らせることを願っています。
ちょこの願いはいつも人のそばに居たいこと
<スティービー:アライグマ 約2ヶ月 男の子>
協会では、環境省等から許可を得ており、年に数匹ですがアライグマの引取りも行っています。
スティービーは、事故に遭い眼球がない状態で保護しました。これほど状態の悪い幼獣は初めてでした。5月下旬の保護後、ひどい痙攣発作や額からの排膿などが続き、協会の獣医師が手を尽くしても体重が増えず、育つのは難しそうに思えました。
しかし、6月中旬辺りから少しづつ状態が良くなり、今は、発作もなく遊ぶ仕草も出て来ました。まだ、安心はできませんが、九死に一生を得た子ですから、元気に育って欲しいと願っています。
ハンモックの上でぬいぐるみと遊ぶようになりました!
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援を頂き誠に有難うございます。心より感謝申し上げます。
弊会では犬猫の他に、アライグマ、ハクビシン、カラス、ドバトなどを、それぞれ許可を取って保護しています。
その保護施設(動物病院併設)を2025年3月には移転せざるを得なくなりました。(地主である神奈川県との交渉で当初より退去は2年延期されました)保護をしている動物達は勿論のこと、動物愛護活動の灯を消さぬためにも無事に移転を完了したいと思っております。
既に移転先の土地は確保しましたので、今よりも良い施設にすべく施設建築に向けて取り組んでおります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
*移転に関してTV神奈川で報道された内容がYouTubeで公開されていますので、宜しければご覧ください。
https://youtu.be/wv-dgC1k4tE
「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」
https://kspca.jp/