[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

---

実施場所：大阪府

今年3月末、高齢単身者さまが急逝で猫ちゃんが取り残されている！　捕獲して、保護して貰えないか⁉　のご相談でした。



団体で引き取りをした当初は、他の猫ちゃん怖い！知らない人も怖い！で本気パンチ、威嚇の連続でしたが、最近やっと大好きなおやつ「ボクも欲しいーー❣」と甘えん坊発揮♪
お友だちとも仲良く過ごせるようになり、後は、今度こそ、最期まで一緒に幸せになって下さるご家族からのお迎えを待つだけ❣です。

ガリガリのボロボロ瀕死の状態だった猫ちゃんに遭遇された保護主さま、なんとか捕獲、そのまま動物病院で入院生活となりました。



しかし、いつまでも入院生活を続けられず、どうしたら・・とのご相談。
かなりの高齢と思われ、投薬やサプリ、体重管理しながらの看取りとなりますが、預かりメンバーを大きな声で「おかぁーーん！」と呼んだり、名前を呼ぶとヨタヨタと歩き、添い寝してくれるようになりました。 このまま穏やかに過ごしてくれればと願っています。



TNR活動中、捕獲を試みるも捕まらない猫ちゃんが姿を見せなくなり、ある日、突然、ガリガリに痩せ、フラフラの状態で姿を見せてくれました。その変貌ぶりにびっくり！　瀕死の状態でしたが、今年春、見事に復活してくれました。
少し元気になれば、威嚇、本気パンチ飛んでくる！　おー元気になった証拠！

ところが、今年5月、なんだか痩せてる！　で動物病院に。
毎日の高栄養缶などの強制給餌の指示ですが、少し元気になればやっぱり威嚇とパンチ💦
少しでも美味しいものたくさん食べて、今度もまた復活してくれる！　そう信じていました。
しかし、6月始め、突然、倒れ、そのまま虹の橋を渡ってしまいました。
野良として生きて来て、辛いこと悲しいこと、人間への不信感いっぱいの中、最期に私たちを選んでくれて、頼ってくれて、ありがとう！　今は、感謝の気持ちでいっぱいです。

春の繁殖期、24時間体制の授乳、排泄誘導などが必要な生後数日、生後1週間程度の猫ちゃんがやってきました。



ワンハート大阪は、最低限度の医療、体調の安定を見てから里親さま譲渡とさせて頂いています。
生後間もない小さな猫ちゃんたちが成長してくれる1ヵ月～1ヵ月半の間、医療費やミルク代などすべて団体負担となります。

保護頭数が多くなればなるほど、その負担は大きくなりますが、多くのご支援者さまたちのご協力頂きながら、ステキな家族に出会ってくれて、生き生きキラキラ✨になってくれば最高に嬉しいです。

生後間もない授乳猫ちゃんたちはもちろん、単身者さま急逝などで取り残された猫ちゃんの引き取りがかなり増加しました。

「殺処分ゼロ」のスローガンで実践努力されている行政も増えました。
TNR活動の周知もあって、一般の方でもTNRを実施して下さるケースが増えました。
しかし、無責任な飼い主を始め人間社会の影響下で辛く悲しい想いをしている現実はまだまだ多くあります。
社会全体で、国全体で、お一人お一人の方々みんなで、たったひとつの小さな「命」、その最期まで慈しみ愛し続けられる社会になりますように。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞
フェリシモ基金さまを通して全国各地、多くの方々からのご支援ご協力、いつも助けて頂いて、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
たくさんの方々にご支援ご協力頂いて、保護活動が続けられています。
まだまだ微力ですが、これからも、ちっちゃな「命」たち、少しでも多く繋いでいきたいと思っています。

---

「特定非営利活動法人　動物愛護団体　ワンハート大阪」
https://oneheartosaka.wixsite.com/oneheart