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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年02月26日

「一般社団法人 西脇動物の命を守る会」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:兵庫県

① 抗がん剤治療中のおとめ
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治療をはじめた頃のおとめ

おとめは今年の秋、癌だということが分かりました。
鼻の腫れで呼吸が苦しくなり、短い期間で驚くほど体重が落ちてしまいました。
抗がん剤治療は医療費が高額になるため、最初はどうすればいいのか悩みましたが、まだ7歳のおとめに、今できることを精一杯してやりたいと思い、治療を始めることにしました。

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治療をはじめて3ヶ月が経った頃のおとめ

1回、2回、3回、と抗がん剤治療を進めていくほど、おとめの瞳に力強さがもどってきました。
治療を始めて3ヶ月が経ち、鼻の腫れはなくなり、よく歩きよく眠れるようになりました。
最近はとても穏やか表情で大好きな日向ぼっこをしています。
抗がん剤の副作用で食欲が落ちているため、ごはんはシリンジであげていますが、ひと口ひと口、一生懸命食べてくれています。体重も少しずつ増えてきました。
抗がん剤治療を継続することがきていることや、栄養のあるごはんを食べさせてあげられることも、私たちの力だけでは叶えられないことです。応援して下さる方々が繋いでくださっている命です。

②  命いっぱい生きる動物たち
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保護して1年が経った頃のトマトの様子

耳が聞こえないトマトを保護して1年が経ちました。警戒心が強く、やっとケージの外に出てみんなと同じ空間で過ごせるようになりました。行けるようになった場所も、できるようになったことも、どんどん増えています。

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高齢の子達のごはんの様子

保護動物の8割が高齢または障害・病気のある子達です。立ち上がれない子、トイレやごはんが自力では難しい子など、本当に色々な子がいますが、どの子もみんな命いっぱい生きようとしています。里親さんに出会えるまで、ご縁がなかった子は命を全うするまで、介護と治療、日々のお世話をしています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
小さな会の私たちを応援して下さり本当にありがとうございます。みなさまの応援に支えられながら、沢山の命を繋ぐことができています。活動を始めた20年前から私たちはずっと殺処分反対です。これからも不幸な動物たちの力になれるように、私たちにできることを精一杯活動していきたいと思います。



「一般社団法人 西脇動物の命を守る会」
http://orange.zero.jp/zbf18744.boat/
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