[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

猫絵の展示会場で知り合った弥生さんが、お引越しをすませたということで、遊びに行ってきました。
弥生さんも夫の隆史（たかふみ）さんも共に絵を描かれ、共に猫好きで、4匹の猫と暮らしています。4匹それぞれに性格がまるで違うというので楽しみです。



おやおや、のっけから立派な体格の三毛猫さん。
見事なパッチワークのモミィちゃん、10歳です。
「おやまあ、7キロくらいありそうですね！」
「いやいや、もっとあります」
友人宅から迎えたときは、「ふつうの子猫」だったそうですが、いつの間にかどでかくなり、最近はいっそうパワーアップしているそうです。



はにかみながらも、堂々としているのが何とも可愛い（笑）。
このモミィちゃんを、母猫のように慈しんで育てたのが、5歳年上の先住猫チーズさんでした。



チーズさんのおっぱいを、モミィちゃんは吸っては甘えました。
こんなに大きくなるまで。



引っ越し後まだ落ち着きを取り戻せていないというハチワレのパズー君は、押入れの奥に隠れたまま。彼も友人宅からやってきて、チーズさんに我が子のように育てて貰って、ここまでの大猫さんになりました。只今９歳のオトコ盛りです。



大きな雄猫さんは、ナイーブな子が多いようです。
田中家の4匹目、今年2歳となるシータ嬢も人見知りで、ベッドの下に隠れようとしています。



目が空色で、シャムの血が入っているようですね。
それまで飼っていた茶トラのチョコさんが22歳で旅立った後、隆史さんが「やっぱり家の中が3匹じゃさびしい。もう1匹女の子を迎えたいね」と言い出して、譲渡先募集のサイトで出会った子猫が、シータちゃんでした。ノラ母さんから生まれた子で、母猫はTNRされ、4匹の子猫たちは保護後、それぞれおうちが見つかりました。保護主さんは、高校生の時から保護活動を続けてきた女性だとか。
モミィちゃんがやってきたときも、パズー君がやってきたときも、すぐに受け入れたチーズさんが、なぜかシータちゃんだけは初対面で「シャ～」をお見舞い。
それでも、最初にシータちゃんを仲間に受け入れたのも、やっぱりチーズさんでした。



ただ、シータちゃんは甘え下手と言うか、自立心が高いというか、チーズ母さんに舐めてもらっても「はい、もういいいわ」とすぐ切り上げるのだとか。
シータちゃんは食欲旺盛、だいぶふくふく体型になってきました。
「シータはモミィが大好きなので、めざせモミィ姉さん！みたいなところがあるみたい」と、弥生さんは笑います。



「モミィちゃん体形が2匹になったら、ご飯代が大変そう」と言ったら、モミィちゃんに軽くにらまれました。



モミィちゃんたちが大猫になったからとは言いませんが（笑）、お引越しはそれまでのマンションが手狭になったから。引越し準備中、段ボール箱が積み上げられていくのを見ていたチーズさんは、ストレスからか急性膵炎になってしまったそう。でも、引っ越し完了後は元気そのものでひと安心。

より広い住まいに、まだ落ち着かないパズー君以外は、みな満足げだそうです。
そうそう、引っ越し前は仲がいいとは言えなかったパズー君とシータちゃん。新しいおうちでは一緒の姿が見られるようになったそうです。



面倒見がよくて、人間にもフレンドリーなチーズさんを中心に、ときどき笑えることをやらかしながら、田中家の猫さんたちの日常は平和そのもの。
「やっぱり猫は複数飼ったほうがおもしろいですね」と、隆史さんと弥生さん。



これは、隆史さんの作品。



これは、弥生さんの作品。
それぞれに個性的な愛猫さんたちに囲まれて、隆史さんと弥生さんも素敵な絵を描き続けてくださいね！

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