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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年07月29日

「ちーむぼんぼん」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:福島県相馬郡飯舘村、福島市

ちーむぼんぼんは、東日本断震災で東電原発事故により全村避難をしていた福島県の飯舘村の犬猫の支援を始めた事をきっかけに結成した団体です。現在は、福島県の飯舘村や福島市内を中心に活動をしており、2023年10月で13年目を迎えました。
 最近では、ネット検索をして当団体のメールアドレスにたどり着いた、という方から、保護や引き取りの相談が寄せられることが増えてきたり、連携活動をしている他団体の元に来た依頼を、当団体が引き受けたり、逆に引き受けてもらったり、ということもあります。
 連携団体の元へ依頼が来た子猫が血だらけで今にも息が止まりそう、とのことで、当団体が受け入れる事になった子猫がいました。すぐに病院へ連れて行き、治療をしてもらいました。

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獣医師に寄ると、首と耳を動物に咬まれたのだろうという見立てで、ミルクを飲み込む力もない程に弱り切っていた子猫でしたが、ほんとうに、すこしづつ、すこしづつ、回復して行き、なんとか命を繋ぐことができました。
その後、元気いっぱいの子猫になりましたが、保護時の傷の影響で、耳がちぎれてしまい、そして、耳が聞こえていない、ということがわかりました。
きっと、里親探しは難航するだろう、、と思って居た矢先、当団体の支援者さんで、保護からの経緯を見守っていてくれたかたが、「是非うちの子に」と手を挙げて下さり、「どんな事があっても受け入れます」という強い気持ちで引き取って下さいました。

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また、犬の繁殖業者からの緊急保護もありました。たくさんの犬たちがいましたが、当団体ではそのうちの6匹を引き取りました。

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保護時は、表情が無く、ただ、餌をもらう為だけに媚を売るような動きをしており、体毛もひどいものでしたが、ワクチン接種等の初期医療にかけ、トリミングをし、日々お世話をする中で、表情も出て来て、甘えたりしてくれるようになりました。
譲渡会へ参加したりしており、里親さんが決まったり、トライアルを頑張っている子もいます。

今後としましては、引き続き、福島県の飯舘村や福島市の周辺で、猫を中心とした保護やTNR、里親探しの為の譲渡会参加等、私達が出来る事を精一杯頑張って行こうと思っています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
ちーむぼんぼんをご支援くださり、ありがとうございます!
当団体の構成メンバーの都合上、小規模な活動にはなりますが、福島の犬、猫たちが幸せを感じて生きられる様に、出来る事を出来る限り、頑張って行きたいと思っています。
これからも応援していただけると、大変うれしいです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



「ちーむぼんぼん」
https://sites.google.com/site/bonbonmerimeri/
https://ameblo.jp/michikomeri/
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