[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

---

実施場所：東京都世田谷区

① 那須の野犬保護
昨年の春より、那須の野犬(成犬3頭と子犬15頭)の保護捕獲に着手し、餌付けから行いました。
人馴れは難しかったものの、冬(12月)までに数ヵ月かけて餌付けをしていた子たちを保護。
野犬の成犬は皆、ケガや病気を抱えていた状態だったため、すぐに世田谷の協力病院へ搬送し治療を施しました。
※体調が安定した後に不妊手術を行いました。
子犬の約半数は譲渡になりました。
成犬は、治療の継続が必要な子や極度の怖がりさんのため預かりスタッフ宅にて過ごしています。


那須の野犬

野犬の中で1番高齢と見られるテンダー(♀推定10歳以上)は、体全身に悪性腫瘍を抱えており、腫瘍摘出手術を行い今現在も投薬治療中です。
生命力が強く、適応能力も高い子ですので、少しでも長く穏やかな時間が続くことを願う日々です。

② 地域猫
都内にて負傷していた地域猫を保護後、その周辺に集まっている体調不良の猫たちを保護し治療後に譲渡先探しを行なっています。(人馴れできる猫)
また、近隣の方のご理解とご協力の上、ゴハンとお水を持参して通っています。



③ 保健所レスキュー
当会は主に、東京都と埼玉県の保健所より雑種の成犬をレスキューしていますが、高齢や病気のある純血種もレスキューすることがあります。(他団体からのレスキューの無い子たち)
10月18日、埼玉の保健所よりレスキューしたハイシニアのMダックスの福太郎は、極度に痩せ被毛も薄く栄養状態の悪い状態で収容されていました。
レスキュー後すぐに医療ケアを行い、今現在は預かりスタッフ宅にて心身ともに安定して過ごしています。




＜ご支援くださっているみなさまへ＞
日頃より温かなご支援をありがとうございます。
当会は、譲渡になりにくい雑種の成犬や高齢で病気を抱えている子たちをレスキューしております。
今まで体調管理もされてもらえず、愛情も与えてもらえなかったと想像できる子たちです。
そのような子たちだからこそ、とびっきりの幸せを与えたい！感じてほしい！という思いです。
皆様からの貴重なご支援は全てこの子たちの医療費として大切に使わせていただいております。
どんな命も平等に... これからも傷ついた子たちを幸せに導いて参りたいと思います。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

---

「NPO法人　日本動物生命尊重の会　A.L.I.S」
https://www.alis1993.com