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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

岩津さんに聞く!

2024年08月09日

アニマルコミュニケーター岩津さんに聞いてみよう ~2014年に頂いたコメントへのお返事~

みにゃさま、こんにちは。
ブログを遡っていると、ちょうど10年前の2014年8月に、アニマルコミュニケーションについて書いた「アニマルコミュニケーションとは?の巻」という記事があったのですが、いつの間にかそのコメント数が50に増えていて驚きました。

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猫部トーク 左:キジ白「るい」 (2歳10ヵ月) 右:麦わらキジ「なな」 (3歳3ヵ月)

2014年の記事への最後のコメントが2022年。ブログ掲載後8年間に渡りコメントを頂いていたなんて、なんてありがたいことでしょう。深く感謝申し上げます。そして今頃気づくなんて申し訳ありません(;_:) これからは過去のブログもちょくちょく見に行くようにします!
という訳で、今日は8年越しになりますが、「アニマルコミュニケーションとは?の巻」に頂いたコメントのうちのいくつかに、お返事をさせてもらいたいと思います。


>ハムスターともおはなしできますか?

はい、できます。どんな動物ともお話は可能で、できない生き物はありません。ハムスターはもちろん、昆虫、野生動物、ウミウシ等の海の生き物、微生物、植物等々。対面で話せない場合は写真があればお話できます。少数ですが、家電や車、家、お人形のご依頼もあり、不思議なことに命が宿っていることもあるんですよ。


>2ヵ月前に亡くなった愛犬は見ることできますか?

何ヵ月前でも何十年前でもお写真がありましたらお話できます。写真がないけどどうしてもお話したいというご依頼も時折ありますが、その動物の情報や思い出を聞きながら動物と繋がり、お話できる場合もあります。


ゆうこむさまunnamed.jpg
猫部トーク こむぎ (6歳)

>アニマルコニュニケーターの講座というのを見かけました。動物と会話をするのは、持って生まれた才能というか、特技のようなものではなくて、講座を受けたり、練習したり特訓したりしてできるようになるものなのですか?

アニマルコミュニケーションという動物とお話をすることは、太古は誰しもしていたことで、人間なら誰もが持っている能力です。現代は動植物と対話しながら生きるという選択を私たち人類はしていませんが、話したいという思いと、動物そして自分自身への信頼があれば、眠っていた能力が伸びをして目覚め、お話できるようになるのではないでしょうか。
あと一つだけ付け加えるならば、素直さも重要なエッセンスです。自然界では複雑深刻頑ななことは一切なく、何事もシンプル明快です。そんな気持ちで日々暮らしていると動物たちと波長が合うので、より簡単にお話ができますし、彼らも受け入れてくれますよ。
私もアニマルコミュニケーション講座を開催していますが、講座で能力開発という感じではなく、講座を受けることで普段使っていない、眠っていたもの思い出しているだけのように感じます。


>病院でケージの中から「おかーさん......私のこと置いて行くの?」って言っているような姿を見ながら帰宅してしまいました。「苦しみが少しでも改善されたら、なんて考えず、おかーちゃんが抱きしめてあげていたら良かった」なんて、置いて帰ってしまった事、......後悔しています。

旅立ちが近づいていたり、生死に関わる決断の時だったり、そんな時は普段は聞こえなかったり感じないことを受け取る方が多い印象です。病院に預けて帰る際、「今離れたらもう会えないよ」、治療や手術の前「これをしたらもう帰ってこれないよ」と確かに声を聴いた方もおられますし、声はなくともそう感じる方も。
いつもは聞こえたり感じたりしないので、気のせいや勘違いと思ってしまう。しかし勘違いではなく、確かに動物からの言葉や思いを受け取っておられることが非常に多いので、こんな時はご自分の感覚を信じて下さいね。


かほママさん.jpg
猫部トーク 左:ミケ (3ヶ月) 右:うずら (1歳)

>ハムスターを一年で亡くしました。留守にした際に、エアコンをつけ忘れて帰ってきたら、亡くなっていました。悲しむ価値もないとさえ思ってしまうほど、自分の浅はかさを憎んでしまいます。

同じケースで亡くした動物とセッションをしたことがあります。エアコンが切れての熱中症、洗濯機や乾燥機に入ってしまい気づかなかった、電気コードへの絡まり、ドアに挟まる、ベランダに出たことに気付かなかった等々、室内の事故や不慮の事故。このような辛く悲しいケースも数えきれない程セッションをしてきました。
飼い主さんはコメントをくださった方と同じように、皆さん自分を責め続け苦しんでおられましたが、亡くなった動物たちは皆元気に天国で暮らしていて、苦痛が続いていたり恨んだり怒ったりしている動物は今まで一匹もいませんでした。

こんなに元気に暮らしているからそれ以上自分を責めないで、と皆同じように飼い主さんを気遣う言葉を口にしていました。彼らからの言葉で、徐々に自分を許せるようになったり苦しみから解放された方もおられました。
動物たちは飼い主さんを愛しています。愛しているから飼い主さんに会う為にこの世に生を受け、来てくれたのです。
自分を赦すことは難しいかもしれませんが、少しだけでも「赦す」ということを意識されたり、言葉にしてみると、心に風が入りだします。心に風が入るようになると、亡くなったあの子の愛が風と共に流れてきます。風通しが良くなれば良くなるほど、あの子の愛と共に確かに存在する命や今の笑顔を感じることができます。
赦し、拒まず、少しずつ天国の愛するあの子を感じてくださいね。


>一人で死なせてしまったことが悔やまれる。

動物達は自分の最期を選んでいます。これは生も死もその生涯も同じ、全て自分の意思で選んでいます。
亡くなる姿を見せたくない、苦しむ姿を見せたくない、心配をかけたくない、ひとり静かに逝きたい等理由は様々ですが自分自身の意思です。
飼い主さんを待っていたけれど命のタイムリミットが来て旅立つ場合もありますが、それを悔やみ続けている動物には会ったことがありません。ひとつ前の回答と重なりますが、悔んでいるご自身の心にすこしだけあの子の入るスペースを開けてみてはどうでしょうか。亡くなった子の温かい心を感じ、徐々にご自身の後悔という塊が小さくなるかもしれません。


>もしも生まれ変わっているならもう一度逢いたい。どうすればもう一度逢えるでしょうか? 探すポイントあればご教授頂ければ幸いです。

出会いは運命や天任せではなく、実は天国や魂の世界や出身の星でお互いに打ち合わせをして、決めて生まれてきています。入念な計画のうえのことなので探さずとも必ず会えますし、会うことを決めていなければ生まれ変わっていても基本的に会うことはできません。希少ケースにはなりますが、会うことを決めていなくても、計画変更で会ったりすることはあるようです。この逆もあり、会う予定で生まれて来ていても計画変更で会わなくなるケースも。

犬と猫の生まれ変わりを例にすると、これは私のセッション統計になりますが、犬の方が亡くなってから生まれ変わるまでの期間が短く、猫は生まれ変わるまでの天国滞在期間が長いです。何百年の場合もありますし、生まれ変わらずずっと天国在住の犬猫もいます。
飼い主さんが生きている間に亡くなった猫が生まれ変わり、同じ飼い主さんの元へやってくるケースはかなり希少です。犬は多くはありませんが、同じ飼い主さんの元へ生まれ変わって来ることがあります。

犬猫(他の動物も)が生まれ変わり、また同じ飼い主さんの元へ行かず、ご縁のある違う人と共に生きるケースは多々あります。
生まれ変わった犬が、今どこそこにいるから遊びにおいでよ、と場所を教えてくれたことは何度もありました。ここで生まれるから迎えに来てほしいと言う子も。猫は同じ時代に生まれ変わり自体が少ないのと、秘密主義なのでしょうか、生まれ変わっていても詳細な場所を教える猫はほとんどいません。これも犬らしさ、猫らしさですね。
今、目の前にいる子や亡くなった子が全く同じ姿かたちで現れ、同じ状況で一からやり直せることはありません。
時が流れているように、お互いの気持ちや状況も刻々と移り変わります。やり直したいと言う後悔の解消をこの先に求めたり、後悔から生まれる願望をいつかの未来に待ち望んだり......。

動物達の喜びは、飼い主さんと今この瞬間この時を共に生きること。
動物の愛はいつも変わりません。愛なる思いは不動であり、愛は彼らの命そのものです。
この愛はいつも「今この時」にしか存在せず、今でしか感じることができません。
過去や未来に今はありません。
もう一度逢いたいということですが、約束をしている場合は心配ご無用です。生まれ変わりの子と再び会った場合は必ずわかりますのでご安心ください。

ラチ&エル (飼い主まゆこさん).jpg
猫部トーク 左:ラチ (7歳) 右:エル (7歳)

10年前はホームページを作っておらず、フェイスブックで予約の受付をしていました。予約方法がわかりづらく、コメント欄にご依頼のような内容もありました。長らく気付かずご不便をおかけしました。今はホームページLINEから予約・問い合わせを受け付けております。
10年前と変わらず、今日も動物と人の架け橋としてお役に立てるよう、動物と自然への敬意と感謝を胸にアニマルコミュニケーションをしております。


フェリシモ猫部からのお知らせです。
「岩津さんに聞く!」コーナーのブログ更新は、3カ月に1回です。
次回のブログは11月中旬の公開予定です。

■ Instagram→asakacyama


【訪問アニマルコミュニケーション再開のお知らせ】
~あなたも、岩津さんを通じてペットとコミュニケーションしてみませんか?~
猫部の訪問アニマルコミュニケーションは新型コロナウイルス感染拡大の影響で募集を中止しておりましたが、現在、岩津さんのご自宅(神戸市内)より日帰りでお伺いすることが可能な範囲で再開しております。訪問範囲の詳細については個別に対応させていただきますので、ご希望の方はご相談ください。 岩津さんがあなたのご自宅に訪問して、動物と対面でアニマルコミュニケーションを行い、その様子を当ブログ上で記事にさせて頂きます。(プライバシーは守られます)
費用は90分以内¥15,000 +神戸市内の岩津さんご自宅からの実費交通費と諸経費になります。
うち15,000円は、岩津さんのご厚意により動物愛護団体に寄付されます。

詳細は、応募フォームをよくご確認の上ご応募ください。応募者多数の場合は抽選となります。奮ってご応募ください!⇒ 応募フォームはこちら

※当選の場合はご応募から1ヵ月以内にご連絡いたします。
※感染の状況次第で今後の訪問範囲を広げる予定です。
※感染拡大した場合は再び訪問を休止します。


※岩津さんへのアニマルコミュニケーションの依頼や、お急ぎの方は岩津さんまで直接ご連絡ください。
お問い合わせ先はこちら⇒animal & spirit communication
※こちらからお問い合わせいただいた場合は、猫部ブログの取材対象にはなりません。


連載が書籍になりました。
猫があなたに伝えたいこと』(イースト・プレス)好評発売中。


一部の電子書店にて配信が開始されました。

■配信が開始された電子書店(一部予約段階の書店もございます。)

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「猫と飼い主さんのための癒しの音楽」CDがキングレコードさんより発売されました。 くわしくはこちら→  『猫のための音楽』と『飼い主さんのため音楽』を収録した、おうちdeリラックスCD


写真

アニマルコミュニケーター岩津さんに聞く!

岩津 麻佳

2014年、ひょんなきっかけからアニマルコミュニケーターとしての活動を開始。落ち着いた語り口と外見からは裏腹に、動物たちのエピソードを時にユーモア交えて語ってくれます。

HP

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みにゃさまのコメント

読んでて泣けてしまいました。
質問への回答コーナー、いろんな方の学びになるいい企画!
またお願いしまーす。

by イクスピア子 2024-08-09 14:26

アニマルコミュニケーションを知ってはいても、大事な家族が病気になったり旅立ったりしないと申し込むまでいかないこともありますが、申し込ませてくれるのも彼らからの大きなギフトで、愛そのものですね。
そこから立ち直れたり、何か別のステップがあったり、新たなご縁があったり、世界が変わっていきますね!

by 昭和のおぢさん 2024-08-09 14:50

いつも楽しみにしています。
番外編で昆虫バージョンとか、野鳥バージョンとか、お馬バージョンとか、水の生き物バージョンなどもお願いしま〜す!

by イヨン子 2024-08-15 06:37

>イクスピア子様
質問を見逃さないようチェックしますm(__)m

by 岩津 2024-08-17 13:40

>昭和のおぢさん様
動物たちの導きは人間に新たな世界の扉の鍵を授けられているように感じることが多々あります(*^_^*)

by 岩津 2024-08-17 13:47

>イヨン子様
いつもありがとうございます!
番外編のリクエストありがとうございます。リクエスト嬉しいです♪

by 岩津 2024-08-17 13:49

一日がかりの大検査の後、麻酔から醒めたうちのキッキルが、大声で私の名前を叫んでいたのを思い出します。
懐かしい思い出です。

by ネッキル 2024-08-18 09:42

>ネッキル様
家が一番ですものね。
懐かしいいい思い出となられて良かったです(*^_^*)

by 岩津 2024-08-19 13:08

11/9にまたブログを更新されるとInstagramで見て、この記事を見返しにきました。見るたびに胸が熱くなるメッセージです。
亡くなったうちの子と、今この瞬間を共に生きる幸せを感じていました。また一緒に暮らせるケースは稀だとの言葉を見て苦しい気持ちにもなりますが、この世に生きている私や私の家族はまた一緒に暮らせること、出会えることを望んでいます。またこの世に来た時に、うちの子の送りたい一生が送れて幸せに過ごせることを祈るばかりです。

by ゆん 2024-10-03 21:33

>ゆん様
見返しに来ていただいてありがとうございます^_^
今この瞬間を生きる動物と暮らせる私たちは幸運なのだといつも思います。

by 岩津 2024-10-10 16:13