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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年11月11日

「公益財団法人日本アニマルトラスト」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大阪府豊能郡能勢町

ご支援いただき誠にありがとうございます。
毎年、必ず多頭飼育崩壊のご相談があります。
みなさまのご支援がなければこのような活動はとても続けることができません。
本当にありがとうございます。

今回は、北海道の現場についてご報告させていただきます。

北海道の佐呂間市で多頭飼育崩壊があり、66頭、施設に来ました。
飼い主様、ボランティア様、行政機関など様々な方の協力があり受け皿になりました。
ケージにも慣れておらず、空輸の選択肢もなく、陸送での運搬となりました。
フリーで生活していたため、繋ぐことも難しく、散歩のトレーニングも必要です

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※スタッフが犬舎に入ると距離をとって警戒します。

こういった子達で一番難しいのは、里親を見つける事です。
散歩ができないという状況はとてもマイナスポイントです。触る事にも慣れないといけません。
私たちの施設では対応に慣れているスタッフがおりますので、病院にも連れて行けますが、一般的にはとても難しいです。
噛まれるリスク、脱走のリスクなどクリアしていかないといけない事が多いのが現状です。

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※身を守ろうと、吠えて威嚇する子もいます。

時間をかければ勿論クリアできます!ただ命に限りがあるのも事実です。
家庭に入り家族の温もりも感じて欲しいです。訓練も難しい部分もありますが諦めず、1頭でも多く家庭に出せるよう頑張ります!!

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※仔犬の方が慣れやすいです。

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※唯一室内で生活していた子。

様々な理由で施設に入ってきますが、どの子も可愛いです。
365日、毎日見学会も行っています。是非ご予約の上、一度見学にお越しください!!
宜しくお願い致します。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援いただき本当にありがとうございます。
毎日、犬猫保護依頼のご相談が絶えません。殺処分は絶対にしないという理念のもと、保護活動を続けています。
当施設では、年齢に関係なく、例え介護状態であっても、噛み癖等訓練が必要な子であっても、救いたい幸せにしたいという思いで分け隔てなく保護しています。

冒頭でも述べましたが、みなさまからのご支援のおかげです。
今回の北海道から保護した子たちについて、警戒からか、なかなかフードを食べてくれない子たちの為に試行錯誤しながら缶詰等を混ぜたりして工夫をしています。当然ながらフードの消費量が非常に増加しています。施設内の診療所にて全頭にワクチン接種も行います。

いただいたご寄付はこのような費用に充てさせていただいております。
みなさまにはこのような活動報告をご覧いただくだけでなく、もっと保護施設の事についても知っていただきたいと思います。
そして、施設の子たちが、一生一緒のご家族のもとで幸せになれるよう、保護施設の子の里親になるという事も是非、選択肢の中に入れて欲しいと思います。
今後も活動を続けていくために、是非ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。



「公益財団法人日本アニマルトラスト」
https://happyhouse.or.jp/
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