ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年12月09日

「かすやねこ」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:福岡県糟屋郡

かすやねこは地域猫活動を主とし活動しています。
活動地域に新たなに現れた野良猫に不妊去勢手術を施し、活動地域内の全ての手術済みの猫達をかすやねこ管理内の地域猫とし、日々の給餌や病気の治療を行っています。

屋外での生活が難しい子などは保護し、譲渡会で新しく家族になって下さる方を探す活動をずっと続けています。
また近年は不幸な外猫を減らせるスピードを速められないかと地域猫も積極的に譲渡会に出しております。

地域猫として管理されている猫は通常外で暮らしており感染症などのキャリアになっている可能性があるので、保護猫と違いトライアルに至るまでの過程、トライアルに入った後の過程が保護猫のものとは異なります。
特に猫エイズ、猫白血病はトライアル初日に行うスクリーニング検査で陰性判定でも潜伏期間があり、ちゃんとした結果は1か月から2か月時を置かねばなりません。
飼い主希望主の方にも難しい判断をしてもらわなければいけない条件の中ですが本年度も地域猫10匹が譲渡に至った事により、これからも地域猫を積極的に譲渡会に参加させ出会いを求めていきます。

譲渡に至った地域猫10匹の中の一匹、マチちゃんを紹介します。
首輪をつけた状態で活動エリアに現れました。
周辺の住宅に聞き込みしましたが飼い主さんはおらず遺棄と判明。
飼い猫だったこともあり人懐っこくあっという間にそのポイントの人気猫となりました。
マチをもう一度お家に返してあげたいという思いから譲渡会に参加させた結果良き出会いに恵まれ譲渡に至りました。
地域猫の譲渡は給餌チームにも猫活へのやりがいを生んでくれます。
地域猫も譲渡会に、という流れはより積極的なものになっていくと考えます。

kasuyaneko-240625-1.jpg

保護猫の譲渡活動は本年度も安定し18匹譲渡に至っております。
その中の一匹、名前がしらたまちゃんを紹介します。
メンバーの一人が体調不良のしらたまちゃんを一時保護、予定では回復後リリースでしたがこのまま保護し飼い主を探すという事で譲渡会に出し続けてきました。
なかなか声がかからず、でしたが継続の結果良きご縁に恵まれ譲渡に至りました。

kasuyaneko-240625-2.jpg

かすやねこでは保護猫と地域猫が参加する譲渡会に意義があるとし継続し開催していく意向です。

新たな試みとして大型ショッピングモールの協力の元、パネル展示による譲渡会を開催する事になりました。
パネルで紹介している猫達を会場で実際見られるわけではないので、各パネルの猫に専用のQRコードを用意してインスタやユーチューブでその猫の動画を紹介。
啓蒙ポスターも展示し、来場者の方々との会話をメインとした譲渡会となっております。
始めたばかりで改善点は多々ありますが可能性を信じてこちらも継続し開催していきます。

kasuyaneko-240625-3.jpg

kasuyaneko-240625-4.jpg


<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様のあたたかいご支援、心より感謝申し上げます。
90~100匹の地域猫の管理にはフード代、医療費の捻出こそが最大の課題で皆様には本当に助けて頂いております。
活動が継続できているのは皆様のご支援がとても大きな力となっています。
本当にありがとうございます。

今後も譲渡会、啓蒙活動を通して地域猫活動を広げて行ける様、また周辺住民の方々や警察や行政との繋がりを深め地域猫達が穏やかに暮らしていけるように努力してまいります。
引き続きあたたかいご支援をお願いいたします。



「かすやねこ」
https://kasuyaneko.amebaownd.com
  • ツイート
  • いいね!