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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年12月16日

「NPO法人 平塚のら猫を減らす会」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県 平塚市 纏

ご自宅の庭でごはんをあげていた猫が仔猫を連れて来た、そのほかにもよく喧嘩をしている猫が2匹いるので捕獲して手術をお願いしたいのですが、というご相談が当会にありました。

早速、会員のSさんが下見に向かい、母猫と仔猫3匹、オスの成猫2匹を確認しました。
母猫はTNR後も相談者様がごはんをあげてくださるとのことでしたので、お母さん猫とオスの成猫2匹をTNRし、まだ小さい仔猫たちは保護することになりました。
お母さん猫と仔猫のうち1匹、オスの成猫1匹はすんなり捕獲できたのですが、残り2匹の仔猫たちが驚いてしまったのか物置の下に入り込んで出てこなくなってしまいました。
折しも大雨の予報、Sさんも相談者様も必死に保護を試みましたが物置の下、奥のほうに入り込んでしまいどうしても出てきません。仕方なくいったんその場を離れ翌日もう一度保護に向かうことにしましたが、土砂降りの雨が一晩中続きSさんは「どうしてお母さんを先に捕獲してしまったのか、あの子たちがどうか無事でいてくれますように」と後悔と心配で眠れない夜をすごしたそうです。
翌日、無事に保護することに成功した仔猫は大雨を生き延びる様にと祈ったことから、いのり君、まこも君と名付け、最初に捕獲した仔猫はとの君と名付けられて預かりボランティアさんの元で家ねこ修行に励むことに。残ったオス1匹も無事にTNRできました。

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仔猫たちは兄弟で素敵なご縁を掴むために譲渡会を目指して家ねこ修行を頑張った結果、6月の譲渡会で見事素晴らしいご縁に出会うことができました。今後はトライアルを経てきっと幸せな猫生を送ることができるでしょう。

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相談者様は地域猫にも理解が深く、戻ってきた母猫たちにご飯をあげ続けてくださっています。
今後も未手術の猫が来た時にはご協力くださることをお約束してくださいました。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。
私たち「平塚のら猫を減らす会」は平塚市を中心として、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊去勢手術を行い元の場所に戻すTNR活動を主軸に、定期的に保護猫の譲渡会を開催し、新たな里親様を探す活動を行っております。
一口にTNRといっても捕獲時に怪我をしている子、病気を患っている子など、そのまま元の場所に戻すことができない子もおり、治療を施し完治までの間保護が長引く場合もあります。そんな時に不安な気持ちを抱く時でもご支援くださる皆様からの励ましの言葉に勇気づけられ、また前に進む力となっております。「のら猫から地域猫へ」飼い主のいない猫たちもせめて安心してその生涯を暮らせる世界になりますようにとの願いを込めてこれからも活動してまいりますので、これからも「平塚のら猫を減らす会」をよろしくお願いいたします。



「NPO法人 平塚のら猫を減らす会」
https://www.hiraneko.net/
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