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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年12月16日

「PAK保健所の犬・猫を救う会」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県、与論島

[エピソード1:飼い主放棄の犬猫]

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エルモ、コイ、メイ

①エルモくん
3歳のオスで6kgの巨漢でした。離婚による転居で飼えなくなった猫の引き取り依頼がありました。若い猫で性格もよかったため、新しい家族はすぐ見つかりました。

②コイちゃん
シーズー、6歳、メス、9.5kg
高齢者が経済的・身体的理由で飼えなくなりました。飼い主が自宅で倒れて発見されるまで、ずっと飼い主のそばでお顔や手を舐めていたそうです。大きなシーズーでお散歩には行ってなかったとのこと。ワクチンも手術も未実施でした。ダイエットとお散歩を始め、健康的になって新しいご家族に迎えられました。

③メイちゃん
雑種、メス、推定2歳、12kg
昨年のクリスマスに同じ飼い主から4頭、今年2月にすでに2頭引き受けていますが、この子も庭に繋がれっぱなしの状態だったようです。犬小屋もヒサシさえもなく雨ザラシでした。お散歩の経験もなく、現在リハビリ中です。

[エピソード2:繁殖リタイアの犬猫たち及びふれあいイベント]

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全国あちこちで繁殖場崩壊、閉鎖が起こっており、殺処分寸前の柴犬を1頭のほか、静岡県の大手豆柴犬舎から豆柴を4頭引き取りました。
柴犬はプロトレーナーさんのご協力で車やバイクに過剰反応する癖も改善され、トライアルに行くことができました。豆柴は生まれつき足先がないなどハンディがある犬もいて、保護当時3.1kg、体調イマイチなどでしたが、みな性格が良く、順調に里親さんが決まっております。
自転車操業のような活動の中、6月27日にスピッツ6頭の放棄、28日は柴犬5頭、30日にトイプードル8頭とスコティッシュなどの猫10頭の放棄があり、引き取りました。順次、里親募集をしていく予定です。

繁殖リタイアの犬猫たちは、家族として可愛がれたことも、お散歩の経験もないため、一からリハビリをしていきます。
6月に市からの依頼で多世代交流事業「保護犬とふれあう」を実施した際、保護して間もない繁殖リタイア犬たちも参加し、プチアジリティを披露したり、ふれあい犬としてお子さんたちに喜ばれました。
レスキューできて本当に良かったと思った場面でした。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援くださり、ありがとうございます。
鎌倉市・藤沢市を中心とする湘南地域に拠点をおき、20年以上にわたって活動しております。
おかげさまでレスキューした犬猫は2000頭を越えました。
その成果の一部として神奈川県は殺処分ゼロになりましたので、現在は、引き取り手のない他県の犬猫も手掛けております。
日本の犬猫のQ O Lが少しでも上がっていきますよう、これからも地道に誠実に活動していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



「PAK保健所の犬・猫を救う会」
HP:http://nazozen.my.coocan.jp/
Instagram:paws_adoption_kanagawa
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