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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年01月14日

「NPO法人いぬ・ねこネットワーク秋田」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:秋田県内

行政からの子猫の引き取りが今年は例年に比べて時期が遅く、5月に入ってからでした。野良猫が減って持ち込まれる数が減ったのかと思いましたが、残念ながらそうではないようです。5月末時点では39頭の子猫を引き取りました。6月も引き取りが続いています。4月末時点では預かりボランティアさんにお願いしている猫は5匹だけになり、安心しておりましたが、今年もまた常に60匹を超える預かり頭数になりそうです。

ここ数年、行政から引き取る猫の頭数は毎年200頭前後と変わらず、いつまで経っても減りません。このままではいけないと思い、今年度よりTNR活動を行う方に対して、手術の補助を行うことにしました。秋田県内の動物病院に手術費用協力のお願いの手紙を送り、TNRへの協力を呼びかけました。協力してくださる病院があり、現在、順調に進んでいます。これからも継続して、手術費用を活動家の皆さんに助成を行い、不妊手術を進めることで、確実に野良猫が減り、同時に不幸な命を減らすことができると信じています。

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甘えん坊で良い子で、何も問題のない子なのに譲渡会では機嫌が悪くなってしまい、ケージの中で怒りっぱなし。
昨年からの居残りとなってしまいました。

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預かりボランティアさんのお孫さんが、おばあちゃんと一緒に子猫を育ててくれています。

犬の方ですが、私たちが現在預かっている犬のほとんどは高齢犬です。加齢によることから様々な病気が出てきています。また多頭飼育崩壊現場より保護された犬たちは飼育環境が良くなかったことから、フィラリア検査で陽性だった子もおりますが、治療をしながら、順調に回復しております。

4月には高齢犬を新たに受け入れました。現在は預かりボランティアさんのお宅でのんびり過ごしています。こちらの高齢犬ですが、行政から相談を受けた際には犬の預かりボランティアさんのお宅はいっぱいで、受け入れを断念するしかなかったのですが、猫の預かりボランティアさんに一時的に預かってもらい、最終的に犬の預かりボランティアさんのお宅につなぐことができました。
猫の預かりボランティアさんであっても、犬を助けたい気持ちはあり、私たちの団体は預かりボランティアさんに助けられていることを実感します。これからも犬と猫、力を合わせて活動していきたいと思います。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちスタッフ、ほとんどの預かりボランティアさんが働きながらの兼業ボランティアです。
活動時間が限られる中、プライベートな時間のほとんどを犬猫のために活動してくれています。 できることには限りがありますし、財源にも限りがあります。限りがある中で、一番良い方法を考え、活動していくのが、私たちの役目だと思っています。
全国の皆様、いつもご支援いただきありがとうございます。ご寄附は活動の励みになっています。
この場をお借りしてお礼申し上げます。



「NPO法人いぬ・ねこネットワーク秋田」
https://www.inuneko-akita.net
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