[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

新しい一年が始まりました。どんな一年になるのでしょうか。
被災地でお正月を迎えられた方々には、一日も早い復興がやってきますよう、心よりお祈りいたします。



この連載が始まった直後に迎えたわが家の黒猫菜っ葉さんも、無事16歳のお正月を元気に迎えました。今年のお正月はとても天気がよく、菜っ葉さんの瞳は冬の陽を受けてきらめいていました。
「これからもずっと元気で一緒にいようね」が、私の新年の願いです。ささやかな、でも、奇跡のように得難い日々。

去年１年も、たくさんの猫たちに出会い、たくさんの物語に立ち合いました。



一番たくさん会いに行ったのは、このキジトラさんでしょうか。
成田の無農薬野菜直売所にさまよいこんで、立派にお店番をしているこのチャーチーちゃんには、たくさんの人や猫の縁を繋いでもらったのです。



愛されて可愛がられてる猫たちの目には、自分の猫生を生きる落ちつきと自信がありました。



放浪時代はとんがっていた目も、我が家を得ると、どんどんまあるくなります。



捨て猫から愛され猫へなったばかりの子にもたくさん会いました。



我が家も、ニンゲンのお母さんも、仲間もできて、うれしくてたまらない子猫にも。



そして、外暮らしの猫たちの瞳は、いつも何かを突き付けてきます。
「おうちってなあに？　家族ってなあに？」



大怪我をした子猫の保護現場にも取材中に遭遇しました。
たくさんの瞳に出会って、思いを新たにしたことは、猫たちはいつも前だけを見て生きていること。敵わないなあと、感嘆します。

前脚と後ろ脚の自由を失っても、「いま」を元気いっぱいにやんちゃに生きているむぎちゃんたちが、そのことを目のあたりに見せてくれました。
猫たちにもらった元気で、今年もまたたくさんの猫物語をお届けしていきます。



新年早々、うれしい知らせが飛び込んできました。
チャーリーのいる直売所の農家さんが、昨秋お友だちとふたりで保護した「お山の上の3兄弟」のみい太くんとシロくんとトラくんが、同じおうちにもらわれていく運びに！。
みい太くんの預かりボラをしてくださっているのは、当ブログに何度も登場の猫助けチームの一員チセさんち。3兄弟の譲渡先につなげてくださったのは、2024年4月2日の当ブログ「猫の恩返し」でご紹介した三毛子さんと菜七子ちゃんの飼い主ちえみさんです。
ここでも、あったかい奇跡のような猫の輪が！
さあ、今年はいったい幾つの小さな猫の輪ができるでしょうか。楽しみに取材を続けていきます。



猫たち本来のひたすら前を向く瞳の輝きを、どの猫さんにも。そんな世の中に近づく一年になりますように！ 2025年が皆様にとって、いい年でありますように！
ことしもよろしくお願いいたします。

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「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。


『猫は奇跡』
"ふつうの猫"たちが起こした奇跡の実話17選


『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを


『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。


『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。


『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。


『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化！


『いつもそばにいる猫』
描き下ろし猫スタンプが登場。猫たちがあなたのトークルームに寄り添います！