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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年02月20日

猫部が応援している「地域猫活動」って?

猫部は、猫と人が共生して暮らせる社会を実現するための取り組み「地域猫活動」を応援しています。

毎年、2月22日の「猫の日」に、22組のアーティストが描き下ろした「地域猫」をデザインした、チャリティーグッズを発売し、販売価格の一部を「地域猫活動」を推進する動物保護団体に拠出しています。
この地域猫活動を応援するチャリティー企画は、今年で7年目をむかえました。

⇒ チャリティーグッズ2025特設サイトはこちら

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こちらのブログでは、地域猫活動について解説します。

いま、日本では年間約10,000匹(※)近い猫が、行政によりさつ処分されています。そして、その大半は、野良猫の子猫です。捨てられた猫などが外で繁殖してしまっているのです。
※令和4年度環境省統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」より

猫の繁殖能力は強く、年に2~3回、1回に4~8匹も出産をします。理論的には、1組の猫のカップルから、3年後には2,000匹以上にもなる計算です。不幸なさつ処分を減らすためには、野良猫に不妊去勢手術を施し、悲しい運命をたどる命を増やさないことが、最も大切なのです。

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また、ふんや尿による悪臭や無責任な餌やりなど、野良猫によるご近所トラブルも、社会問題となっています。野良猫に不妊去勢手術をほどこすとともに、餌やりの管理や、ふん尿の掃除などを地域で連携して行うことで、野良猫の数とトラブルを減らしていく取り組みを「地域猫活動」と呼びます。いま「地域猫活動」は、行政の支援なども受けながら、全国に広がりをみせています。

「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会」を目指すフェリシモ「猫部」としても、この「地域猫活動」を、応援しています。


不妊去勢手術を施された猫は、その印として耳先をV字にカットします。少しかわいそうな気もしますが、手術済みの猫を、再び捕まえないようにするための目印です。不妊去勢の麻酔中に行うので、痛みはありません。オスは右耳、メスは左耳をV字カットすることが多いようですが、地域によってルールは異なっています。

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地域猫:きなこ


このように、野良猫を捕獲して、不妊去勢手術をすることを、Trap(トラップ:捕獲して)、Neuter(ニューター:不妊去勢手術を行い)、Return(リターン:元いた場所に戻す)の頭文字をとって、TNR活動と呼びます。

また、不妊去勢手術を行った猫を元の場所に戻さず、保護して、Tame(テイム:人に慣らし)、Adopt(アダプト:譲渡する)を行う、TNTA活動も広がりを見せています。

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今年も、「地域猫活動応援チャリティー企画」の主旨に賛同してくださったクリエイター、キャラクターにご協力いただき、22種類の基金付きのTシャツとクリアファイルをデザインしていただきました。
アートにはすべて、耳先をV字カットした地域猫が登場します。

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グッズを購入いただくと、Tシャツは1枚につき500円が、クリアファイルセットは1セットにつき100円が、全国の動物保護団体に基金として拠出され、地域猫活動に活用されます。
ふだんの猫部グッズよりも、基金額がぐっと多めについているグッズです。

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猫部のチャリティー企画を通して、野良猫への不妊去勢手術の大切さや、地域猫活動のことを、もっとたくさんの人に知っていただき、よりよいイメージを持ってもらえるようになればいいなと思っています。

⇒ 支援先の動物保護団体の活動レポートはこちら


さつ処分のない世の中をつくるため、猫と人がともにしあわせに暮らせる世の中をつくるため、みにゃさま今年もご支援・ご参加をよろしくお願いいたします!

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